ふらっと飲んだり

弱いけどお酒が好き。味覚音痴だけどおいしいものが好き。日本酒、クラフトジンが特に。

日本酒の歴史をたどるシリーズ③ 田酒

ちょっと間があいてしまいましたが、日本酒の歴史をたどるシリーズ第3弾です。

今回は田酒 特別純米飲んできました!

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前の職場の先輩と行ったのですが 、ちょっと遠慮してラベルが撮れず^^;

「田酒飲んでみたいです」って言ったところ、「どこでも飲めるじゃーん!でもいいよ!飲んでみな!」とのお言葉をいただき、ありがたく飲ませていただきました。

 

田酒は80年代の第二次地酒ブームを代表するお酒みたいです。純米酒って当時は珍しかったんですって。確かに、歴史をたどるシリーズ第1弾の菊正宗も、第2弾の越乃寒梅も醸造アルコール入ってますね。醸造アルコールといえば、身体に悪いとか悪酔いするとか言われていて、ちょっと残念ですね。そんなことないと思うのですが…。

 

話がそれました。田酒はですね、とってもしっかり米の旨みが感じられて、好きなタイプです。ちょっとだけ甘い香りがして、口当たりはすっきりです。私はいぶりがっこをボリボリしながらいただきましたが、料理はなんでも合いそうですね。

いつも言ってますが、あくまで個人の感想です!あまりあてにしないでください笑

www.densyu.co.jp

田酒も色々とあるんですね。ぜひとも飲んでみたいです。懐が許せば、ですけどね!

この日はほかのお酒も何種類か飲んだので、またあとで書きたいと思います。

 

全く関係ないですが、桜がきれいだったので写真だけ貼って、今日はこのへんで。

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お花見、楽しんでくださいね!

末廣と百十郎 ~大辛口を甘く感じる私の舌~

この前、久しぶりに立ち飲みでお酒を飲んできました。その時によってお酒のラインナップが異なるのですが、飲んでる途中で新しい銘柄が追加されたりして、なかなか面白かったです。

「お、なんか新しいの増えたよ!次あれにしようよ」みたいな臨場感が楽しいですね。

色々と飲んだのですが、写真をとらせてもらった2つの感想を。

 

まずは末廣。福島のお酒ですね。

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香り控え目、辛口でさっぱりといった印象です。でも味は感じるのです。

辛口だけど水のような酒ではないタイプ、と私は分類します笑

 

これだけ飲んで「うま!」とはならないかもしれませんが、食事しながら飲むのにはいいですね。調べたところ、ちょっと温めるのが良いようです。

それにしてもラベルがレトロで素敵。

 

もう一本は、これまたラベルが特徴的な百十郎

歌舞伎の顔だ~と思ったら、岐阜県各務原市で活躍した、市川百十郎という歌舞伎役者の名前に由来してるらしいですね。顔のラベルは銘柄によっていろんな色のバージョンがあって、コレクションして並べたくなります^^

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ここからが不思議なところ。

飲んだ瞬間、ン?甘っ!チョコレート!?と感じました。香りはあまりないのですが、なぜか感じたチョコ感・・・・。

この百十郎は「赤面(あかづら) 大辛口純米酒というようです。あれ、辛口。しかも日本酒度+12らしいのです!

これを甘いって…私の舌は相変わらず馬鹿舌なのでしょう( ;∀;)

それか”甘い”の定義が間違ってるのかなあ。他の人のレビューを見ると、苦味があるって書いてる方もいらっしゃいました。苦味のせいでチョコを感じたのでしょうか。味覚って不思議ですね。

ではでは、また美味しい日本酒に出会えることを祈って^^

日本酒の歴史をたどるシリーズ② 越乃寒梅 白ラベル

日本酒の歴史をたどるシリーズ第2弾。越乃寒梅 普通酒 白ラベルです。

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第一段からちょっと間が空きましたが、のんびり進めていこうと思います。第一段はこちら。

nas-san.hatenablog.com

さて!越乃寒梅ですが、dancyuには、ナショナルブランドへのアンチテーゼとして起こった地酒ブームの象徴的存在”と紹介されています。

菊正宗もそうだったのですが、私にとっては「なんとなく酒屋に置いてある昔ながらのお酒」というイメージでした(ごめんなさい)。実際はどこの酒屋にでも置いてあるわけではないんですけどね。

 

お味はというと、噂どおりの”淡麗辛口”…ん?

たしかに、味も香りもあまりないですね。スッキリしてます。けど、思ったより口にいれたときのインパクトが強い印象です。

ふわっと甘い味がして、

「この後に旨味がくるか?くるのか??それとも雑味が・・・・⁉」と勝手に身構えていたら、何も来ないでスっと消えていきました。

盛大な肩透かしのあと、ピリリとしたアルコール感を感じます。私は、ですが。最近は純米や純米吟醸を飲むことが多かったので、このアルコール感が久しぶりです。

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「後口に跳ねるような抜群のキレ」ですか。さすがいい表現ですね。

前回の菊正宗とは、特に後味が全然違います。どちらが好きかと言われると、ごめんなさい、菊正宗です。最近ハマってるんです。越乃寒梅も好きですが、すっと消えていくのでちょっと口寂しい!

 

あ、でも味の薄い料理には越乃寒梅の方が合いそうな気がします。刺身とかで飲みたかったです。今度買ってきましょうかね。

では、おやすみなさい(^^)

 

「油津吟」は柚子好きにはたまらないジン

危うくブログを三日坊主で終わらせてしまうところでした。

最近、三國無双8を一生懸命プレイしているからです。赤兎馬ゲットしてから快適で泣ける…( ;∀;)

それに最近は、以前もらった日本酒をちびちび飲んでいるので、新しいお酒を飲んでいないんですよね。というわけで、今日はこの前飲んだ日本のクラフトジンの中で、一番気に入ったものを紹介します。

油津吟(京屋酒造)です。

www.e-shouchu.com

お、URLの埋め込みってこうなるんですね…。

ニュートラルスピリッツ+芋焼酎がベースになっているジンです。芋焼酎はベースといいうか、それ自体がボタニカルの一部とも言えるかも(ってこの前のセミナーで聞いたきがする)。ちなみに私の馬鹿舌には芋焼酎感はわかりませんでした^^;

使用しているボタニカルはジュニパーベリー・柚子・山椒・生姜・きゅうり・ヘベス・日向夏コリアンダー・グローブです。

 

お味はというと、名前のとおり柚子の香り、味、苦みがスッときれいに感じられます。この、ボタニカルが繊細に引き出された感じは、減圧蒸留で作っているかららしいです。常圧蒸留だと逆にパンチが出るんだそうな。

柑橘の香りと味が強いのですが、サラっと飲みやすいですよ。水みたいな口当たりで、ほんとにスッと柚子が立つイメージ。サラッ!…スッ!!って感じです笑

柚子の香りが好きな人は多分好きです。女性だと結構ハマるんじゃないかな。

私みたいに柚子とジンが好きな人にはドストライク間違いなし。

ちなみにこちらのリカー・ページさんで詳しく解説してらっしゃいます。筆者はセミナーでもお話してくださった小針さんです。liquorpage.com

そういえば。いつか女性でジンが好きな人をなんとか集めたいなと思うんです。

オフ会みたいのやってみたい。でも需要があるかといわれると、ビール女子や日本酒女子ほど人口がいないんだろうなあ。ジン女子、きませんかね。。

日本のクラフトジンはおもしろい

先日、クラフトジンのセミナーに行ってきました。

ジン一般についての説明を受けた後、日本のクラフトジン16種類をテイスティングしながら、それぞれについて解説をもらいました。ジンだけでなく、ジンによく使われるボタニカルの香りも試すことができ、ジン好きにはたまらない経験です。

もう席についた瞬間いい匂いしてます。ジュニパーベリーの香りでうっひょわあぁ~!ってなる自分は大歓喜です。一人参加だったのでクールな顔を取り繕っていましたが、内心ニヤニヤ。

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色々試させていただき、ジンって本当に自由なお酒だなと思いました。味も香りも様々。ジュニパーベリーの香りが主であること以外、本当に自由。

刺激が強かったり口当たりが柔らかかったり…シナモンみたいな甘い香りや柑橘の香りがしたり。個性が顕著です。一番びっくりしたのは、ジンなのに焼酎や泡盛みたいな味と香りのするジンがあることです。というかこれ芋焼酎でしょ!?というくらいそのまんま焼酎でした。まさに”ジャパニーズジン”というジャンルですね。

ボトルも海外のクラフトジンに比べて、控え目で温かみのある印象が多い…かな?

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あと印象的だったのは、「地ジン」ともいえるジンがあることですね。地元の材料を使って造られるジンなんですけど、ボタニカルが自由という、ジンならではの個性を発揮してました。牡蠣の殻を使っている広島のジンには本当にびっくり( ゚Д゚)

 

クラフトジンのブームが来る来ると言われていますが、どんな形で来るのか、私は非常に楽しみです。ハイボールのように、居酒屋でジンソーダを頼む日がくるのでしょうか。クラフトビールのように、コンビニの棚やカジュアルなダイニングバーにクラフトジンが並ぶ日が来るのでしょうか。

今回の試飲で、洋酒好きだけでなく、焼酎や泡盛が好きな人にもジンはとっかかりやすいという印象を受けました。飲み方も、お湯割りやお茶割りなど様々に楽しめます。幅広い層に受け入れられる可能性があります。トニックとジンの組み合わせでも遊べるし、地元のアピールという意味で地ジンが売り出されるかもしれません。わくわくですね。

興奮して何が言いたいかまとまりませんが、とにかく、クラフトジンの今後が楽しみです!

越乃景虎 純米酒

酒蔵見学すごく勉強になりました。感想は後ほど。

今日は、越乃景虎 純米酒。私が注文したわけではないのですが、ちょっと飲ませてもらいました。

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注文した本人は大絶賛。「これ、好きだなあ」と。彼は辛口派を豪語しているので、おそらく辛口だろうと予想して一口。。

口当たりがすっと柔らかで、後味きりっと爽快。水のように入ってきて、でも米の旨みがふわっと感じられました。私もこれ好きです。

…あと、景虎といえば、上杉が好きです。義は自分に足りない精神だと思います。

 

さて、先日の酒蔵見学について。一応研修だったので詳細は控えますが、本当に勉強になりました。日本酒造りってもっと幅が狭いかと思ってたんですけど、割と自由度が高いなと。蔵ごとにあれこれと創意工夫がなされてるんですね。そんなん当たり前だろ!って思われるかもしれませんが^^;

なんというか、トライアンドエラーの繰り返しなんだなあと。「昨年はこうやって、こういう味になった。今年はこうしてみる・・・」とか。米の出来も違えば気温も違う。昨年と同じことをしても同じ味にはならないですし、本当に難しいんですね。

もう一つ思ったのが、お酒の個性について。

最近、個性が強くて”わかりやすい”お酒がうけているようですね。こんな日本酒あるんだ!というようなお酒、私も好きです。だから、目立った個性がない、もっと言うと特徴がないお酒って、ちょっと埋もれがちかなと思ってました。

辛口でもなく甘口でもない。酸もほどほど。でも、それは意図してそうしているんですね。あえて強い個性を除くことで、誰が飲んでもおいしいお酒になる。広い人に飲んでもらえる。それを聞いて、深く感じいりました。このお酒特徴ないね、とか言ってた自分が恥ずかしい。いや、確かに特徴はないんですけど、もっと良い表現が出てこないものか・・・。要検討ですね。では。

荷札酒 加茂錦

 昨日は帰ってからお仕事を続け、気がついたら日が変わってました。仕事が持ち帰れるのも困りものですね。前職でそんなことしたら大変なことになってましたよ。

それはさておき、前飲んだ日本酒の感想をば。

荷札酒 加茂錦dancyuに酒造の特集記事がありましたね。若い杜氏さんが作ってます。イケメンです。お酒のラベルもおしゃれです。

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加茂錦は、すっきりとしていて、香り控え目かなと思いました。旨みも感じるけど、スッと入ってスッと消えていく感じ。ぽけーっと飲んでたらいつのまにか結構進んじゃってるやつ。個性は強くないけど、そこがまたいいですね。醸し人九平次といい、お酒って杜氏さんに似るんでしょうか笑

他の人の感想も見てみましたが、みんなそれぞれですよね。Aという人もいればBという人もいる。それが当たり前だと思うんです。だから私の所管が他の人と違っても、味音痴のせいじゃ・・・ないんだから・・・ね。勘弁(´;ω;`)

さて。明日は酒造見学に行かせていただきます!楽しみです。朝がめっちゃ早いので、アラーム5つくらいセットして寝ます。おやすみなさい~。