日本のクラフトジンはおもしろい
先日、クラフトジンのセミナーに行ってきました。
ジン一般についての説明を受けた後、日本のクラフトジン16種類をテイスティングしながら、それぞれについて解説をもらいました。ジンだけでなく、ジンによく使われるボタニカルの香りも試すことができ、ジン好きにはたまらない経験です。
もう席についた瞬間いい匂いしてます。ジュニパーベリーの香りでうっひょわあぁ~!ってなる自分は大歓喜です。一人参加だったのでクールな顔を取り繕っていましたが、内心ニヤニヤ。
色々試させていただき、ジンって本当に自由なお酒だなと思いました。味も香りも様々。ジュニパーベリーの香りが主であること以外、本当に自由。
刺激が強かったり口当たりが柔らかかったり…シナモンみたいな甘い香りや柑橘の香りがしたり。個性が顕著です。一番びっくりしたのは、ジンなのに焼酎や泡盛みたいな味と香りのするジンがあることです。というかこれ芋焼酎でしょ!?というくらいそのまんま焼酎でした。まさに”ジャパニーズジン”というジャンルですね。
ボトルも海外のクラフトジンに比べて、控え目で温かみのある印象が多い…かな?
あと印象的だったのは、「地ジン」ともいえるジンがあることですね。地元の材料を使って造られるジンなんですけど、ボタニカルが自由という、ジンならではの個性を発揮してました。牡蠣の殻を使っている広島のジンには本当にびっくり( ゚Д゚)
クラフトジンのブームが来る来ると言われていますが、どんな形で来るのか、私は非常に楽しみです。ハイボールのように、居酒屋でジンソーダを頼む日がくるのでしょうか。クラフトビールのように、コンビニの棚やカジュアルなダイニングバーにクラフトジンが並ぶ日が来るのでしょうか。
今回の試飲で、洋酒好きだけでなく、焼酎や泡盛が好きな人にもジンはとっかかりやすいという印象を受けました。飲み方も、お湯割りやお茶割りなど様々に楽しめます。幅広い層に受け入れられる可能性があります。トニックとジンの組み合わせでも遊べるし、地元のアピールという意味で地ジンが売り出されるかもしれません。わくわくですね。
興奮して何が言いたいかまとまりませんが、とにかく、クラフトジンの今後が楽しみです!